BSC上のプロジェクトのトラブルに巻き込まれた時に自分の資産を抜く方法
今回は、暗号資産投資で流行しているイールドファーミングのことについて書いてみようと思います。
イールドファーミングとは、レンディングやDEX(分散型取引所)などのDeFiサービスに資産を貸し出す、または提供することで、流動性を提供しその報酬として金利や手数料収入を得る運用モデルのことです。
イールドは「利回り」、ファームは「耕す」を意味します。
非常にリスクが高く初心者にはおすすめできない投資とはなりますが、ご自分で調べて例えば、ステーブルコインの組み合わせ(BUSD-USDT等)で少額からお試しされるなど、リスクを抑えることで、かつ、ご自分のリスク許容度に合わせて、行って頂くことをこころがけることをおすすめします。結局は、ご自身の責任で投資を行ってください。
そのイールドファーミングの中でも、比較的年利が高く、筆者も投資をしてい
Goose Financeを例に実践してみたいとおもいます。
仮にExit Scam※1 、あるいは、WEBサイトが攻撃を受けて、WEB画面にアクセスできなくなった時に自分の資産を守るための方法をまとめておくことは、他のBSC上のDeFiのプロジェクトに参加している方にも参考になると思いましたので、記載しています。
今回、参考にさせていただいたのは、以下のYoutubeの動画です。
BSCのパンケーキスワップみたいな丸パクリ詐欺defiでサイトがなくなってしまった場合コントラクト直叩きでFarm LPを抜く方法 Rug Pull対策 - YouTube
この直接の事例と思ってみていただければと思います。
なお、決して、Goose Financeが詐欺なので準備しておきましょうということではなく、その手順は、Goose Financeのドキュメントにも、緊急出金についてのコメントも書かれていますし、むしろ、Program監査を受けているという証明もありますので、安心できる取引所の一つと考えています。
Emergency Withdraw - Goose Finance
BSCScanでPool IDの確認
Goose DefiのOwnerSheffアドレスを取得する。
https://bscscan.com/address/0xe70E9185F5ea7Ba3C5d63705784D8563017f2E57#readContract
OwnerSheffの9番のPoolInfo項目に自分が資金を預けているPoolの番号を指定します。
ここでは、EGG-BUSD LPトークンのプールに資金をあずけているので、Pool IDは0を指定します。
IP tokenのアドレスリンクをクリックします。
Pool ID9が目的のPoolかを確認します。
https://bscscan.com/address/0x19e7cbECDD23A16DfA5573dF54d98F7CaAE03019
Contract Overviewの右側にBUSD-EGGとあるのがわかります。
OwnerSheffのコントラクトアドレスに戻って、自分のウォレットに接続します。
https://bscscan.com/address/0xe70E9185F5ea7Ba3C5d63705784D8563017f2E57#writeContract
ここでは、Metamaskを利用します。
以下のConnect to Web3をクリックして、
Metamaskへの接続を許可します。
すると、以下の警告が表示されますので、OKを押します。
接続ができました。
引き出しを行う
- ▼ステーク報酬は不要でLPトークンのみ引き出したい場合
EmergencyWithdraw(LPトークン引き出し)だけ実施 - ▼ステーク報酬とLPトークン両方引き出したい場合
Withdrawでステーク報酬を受け取ってからEmergencyWithdraw(LPトークン引き出し)
ここでは、ステーク報酬を受け取ってから、Emergency Withdrawを行います。
Amountは適当です。多く入れても実際の金額上もらえるわけではないです。
Writeをクリックすると、が実行されます。以下の画面でOKを押してください。
BSCScanからWithdrawをした場合と、直接、ハーベストを実行したときでは、ガス代が少し、違いますね。BSCScanからのほうが安かった。。。(これは発見か、、、?)
以下は、直接Harvestを行ったときのガス代です。
次の預けている資金をすべて抜く際のEmergency Withdrawを行います。
まとめ
以上で、WEBサイトが仮に落ちていても、自分の資産を取得することができます。
ただし、すでに、悪意のあるものが資金を持ち逃げした後だと、資金を抜くことはできません。ですから、常日頃から、WEBサイトにアクセスして、自分の資金の無事を確認することが重要です。
自分でBotなどを作って、アクセスできるかを確認しても良いのですが、それはまた、他の機会にというか、やり方はまだ、わからないので、調べてみます。
以上参考になったら、いいねや引き続き購読をしていただければと思います。
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Pool ID | Tokens |
0 | BUSD-Egg |
1 | BNB-Egg |
2 | BNB-BUSD |
3 | USDT-BUSD |
4 | BTCB-BNB |
5 | ETH-BNB |
6 | Dai-BUSD |
7 | USDC-BUSD |
8 | Not Used |
9 | DOT-BNB |
10 | Cake-BUSD |
11 | Cake-BNB |
12 | Egg |
13 | BUSD |
14 | BNB |
15 | USDT |
16 | BTCB |
17 | ETH |
18 | Dai |
19 | USDC |
20 | DOT |
21 | Cake |
22 | BSCX |
23 | AUTO |
*1:このBlogの下にPoolのリストを記載しておきます。